Scientologyでは長い間知られていることですが、オバートとウィズホールド（O/W）を持っていると、人は活発で幸せな人生を完全に生きるのを自分で止めてしまいます。 オバートは、人が自分自身を抑え、行動を差し控えてしまう最大の理由です。

オバートとウィズホールドを持っている人は、以前よりも自分の人生と他の人々の人生に影響を与えることができなくなり、その人が犯したオバートの対象となる人々や事柄とのコミュニケーションを取らなくなってしまいます。

自分のオバートとウィズホールドを書き上げることが、そこから抜け出す道を与えてくれます。 直面すること（何かの真実を綿密に見ること）によって、人は安堵感を経験することができ、人生のある領域においてより活動的になることができるのです。

オバートとウィズホールドを書く時は、以下のステップに従い、各ポイントを具体的に書かなければなりません。 それは、この書き上げによって、あなたが最大の恩恵と可能な限りの安堵感を経験できるようにするためです。

1. オバートかウィズホールドを書いてください。
2. あなたが行った、あるいは行わなかったことに関する、以下の具体的なデータを書いて ください。
   1. 時間（何かが起こった特定の年、月、日、時間、瞬間）
   2. 場所（何かが起こった特定の位置）
   3. 形態（物事の配置、および何かが起こった特定の様子）
   4. 出来事（起こった正確な、特定のこと）。

時間、場所、形態、出来事、そしてあなたが行ったことをその通りに書くことが重要です。

例1：

1. 職場にある自分の駐車スペースから車を出そうとバックしている時、友人の車に約500ドルの損害を与えた。

2. 2017年6月30日、仕事から帰る時、自分の駐車スペースから車を出そうとバックしていて、友人のジョーの車の後ろ端にぶつけてしまった。 周りには誰もおらず、駐車場はほとんど空だった。 自分が支払わなくてはならなかった約500ドルの損害を彼の車に与えたことを知っていながら、メモを残したり、本人に話したりせずに、車で走り去った。

（「時間」はそれが起こった日付で、2017年6月30日、仕事から帰る時です。 「場所」はそれが起こったところで、職場の自分の駐車スペースです。 「形態」はそれが起こった特定の状況で、周りに誰もいない時、友人の車の後ろ端にぶつけてしまった。駐車場はほとんど空で、メモを残したり、ジョーに話したりせずに、車で走り去った、というものです。 「出来事」は結果として起こったことで、約500ドルの損害を彼の車に与え、それをジョーが支払わなくてはならなかった、ということです。）

例2：

1. 他の女性と会って妻のサリーを裏切った。 これについて彼女には一度も話したことはない。

2. 3年前、サリーと結婚したての頃に、他の女性と会って彼女を裏切った。 これについてサリーには一度も話したことがない。 2014年6月のある朝、サリーにその日の晩映画に連れていってやろうと言った。 仕事から帰る途中、ある店で昔の自分の彼女（バーバラ）に会った。 その夜一緒に食事をしようとバーバラを誘ったところ、彼女は承諾した。 （彼女は自分が結婚していることを知らなかった。） その日の夜8時に迎えに行くと彼女に言った。 店から家に帰り、サリーには、いくつか片付ける仕事があって職場に戻らなければならないから、 映画は見に行けないだろうと言った。 それから、自分の友人に会う危険を避けるため、バーバラと他の町で食事をしに行った （カントリー・ホテルにて）。

（「時間」はそれが起こった日付で、3年前、2014年6月です。 「場所」はそれが起こったところで、他の町のカントリー・ホテルです。 「形態」はそれが起こった特定の状況で、昔の彼女に出会い、その夜彼女を食事に誘って、彼女が承諾した。サリーには職場に戻らなければならないから、映画は一緒に見に行けないだろうと言った、ということです。 「出来事」はその結果として起こったことで、自分の友人に会う危険を避けるため、バーバラと他の町で食事をしに行った、ということです。）

オバートとウィズホールドを書き上げることは単純な行動ですが、それは過去をクリーンにし、より大きな自由と長く続く幸せに向けて進んでいく上で不可欠なステップです。