道徳律
人々が集まり、グループとして活動する場合には必ず、何が正しく何が間違っているのか、何が道徳的で何が不道徳なのか(言い換えれば、何が生存に寄与し、何が生存に破壊的なのかについて)実際に言葉にするかしないかにかかわらず、いくつかの同意が出来上がります。
これは「道徳律」と呼ばれ、グループの生存を確実にするために、それぞれの人が従うと決めた一連の同意です。
何かに生存的な性質があるのでれば、それは道徳的であると言われます。 生存的な行為は道徳的な行為です。 そして、生存に反するものは不道徳と見なされます。
一緒に働くふたりから成るグループ、結婚しているふたり、あるいは国全体…グループの大きさに関係なく、人々は特定の事柄に同意します。 1日だけの同意の場合もあれば、1ヵ月間、あるいは500年の場合もあるでしょう。
これらの同意のひとつを破ることは、「違反行為」として一般に知られています。 グループのメンバーが同意した道徳律を破った時、その人はしばしば、それについて他の人に話すことはできないと感じます。 違反が積み重なり、それが同意の崩壊、さらにはグループの崩壊につながることもあります。
Scientologyでは、そのような違反によって引き起こされた問題を詳細に調べました。 この問題にはふたつの部分があり、これらは次の記事で説明されています。