目的

このドリルは、あなたがもうひとりの人に尋ねていることやするように求めていることを、その人が受け取り理解するように、コミュニケーションを届けることをあなたに教えます。 あなたがもうひとりの人に何かを言ったからといって、その人がそれを聞いたり理解するとは限りません。 あなたのコミュニケーションは理解してもらうために、明瞭で、十分聞こえる大きさでなければなりません。

位置

あなたともうひとりの人は、1メートルほど離れて、向かい合って座ります。

指示

このドリルは次のように行います。

とてもシンプルな童話を見付けてください。もし見つけることができるのなら、会話が使われているところが多くある、『不思議の国のアリス』が使うのに最適です。 つまり、本の中で「…と彼は言った」、「…と彼女は言った」という部分です。

あなた：文章の中から､セリフの部分を選びます。 そのセリフの「彼は言いました」または「彼女は言いました」の部分を省いて、あなたの前にいる人に対して声に出して読み上げます。

例えば、『不思議の国のアリス』の本からのセリフはこうなっています。

「いや、まず私が見ましょう」と彼女は言いました。

そのセリフをあなたの前にいる人に読む時、あなたは「いや、まず私が見ましょう」と言います。

あなたはまずそのセリフを黙読します。 それからそのセリフを考え、それを自分の考えにします。 それからもうひとりの人に向かって、そのセリフをあなた自身の考えとして言います。 あなたがそれを前にいる人に言った時、あなたがただ声に出して読んでいるように聞こえるのではなく、それは自然に聞こえなければなりません。 またその人に理解してもらうために、十分聞こえるように大きな声で、明瞭でなければなりません。

コーチ：生徒の言ったことがあなたのところに届き、あなたがそれを理解したと満足したら、「いいですね」と言います。

それがあなたのところに届かなかったら、それが届いたと満足するまで生徒にそのセリフを繰り返させます。 それから彼にアクノレッジし、「いいですね」と言います。

あなた：コーチが「いいですね」と言ったら、あなたは本から別のセリフを取り上げ、これらのステップを繰り返してドリルを続けます。

決まり文句

コーチはドリルを始めるために「始め」と言い、コミュニケーションが受け取られたら「いいですね」、もしコミュニケーションが受け取られなかった場合は「それまで」と言います。 「それまで」という言葉は、話し合いのためにドリルを中断したり、そのドリルを終了させる場合にも使われます。 話し合いのためにドリルを中断した場合には、コーチは再開する前に、もう一度「始め」と言わなくてはなりません。

最終結果

ドリルは以下のそれぞれが起こるまで行われます。

1. あなたは自分の考えとして楽にコミュニケーションを伝えることができると感じる。

2. あなたのコミュニケーションがもうひとりの人に受け取られ、理解される。

3. あなたのコーチはあなたがそのようにできることに満足している。