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組織図

このセクションでは、「組織化の図」、略して「組織図」を説明していきます。 それはもともと、サイエントロジー組織で使用するために開発されました。 これは、どのような活動や会社、組織でも使えるように調整されました。 この組織図はとても小さな組織でも、何千人もいる組織でも変更することなく使うことができます。 違いは、占められるポストが多いか少ないかということです。 それが唯一の違いです。 さらに、これは人が自分の生活を組織化し、それを向上させるためにも使うことができます。

概要

組織図は、「部門」と呼ばれる7つの別個の領域に分けられています。 それらには、1から7までの番号が付いています。 各部門は、その部門特有の生産物を生産するために必要な機能を果たします。

どのような組織でも、成功するためには、これらの部門の名称によって扱われている活動すべてを行う必要があります。 それらは以下の通りです。役員部門、コミュニケーション部門、普及部門(組織のサービスおよび生産物のプロモーションとマーケティング)、経理部門、生産部門、資格認定部門(組織のサービスと生産物の品質を保証する)、そしてパブリック部門(新たなパブリックに組織のサービスおよび生産物を知らせる)。

これらの部門がひとつでも欠けていれば、その組織は失敗するでしょう。

7部門の図には、大きなグループにしか当てはまらない部門がいくつかあるように見えますが、先に触れたように、これはどのような規模のどのような組織にも当てはまります。

この組織図は、左から入って、右に進んでいきます。第1部門から始まって他の諸部門を通って、第6部門まで移動し、そして外へと出ていくわけです。 人や粒子は第7部門は通りません。 この部門は、組織の残りの部分の活動を調整、つまり、さまざまな人々と部門が効果的に協力して仕事をするのを確かにします。

例えば、大きな美容院を見てみましょう。

女性が美容院に入ってくると、コミュニケーション部門にいる受付係が迎え入れます。

その客は美容院のサービスについていくつかの質問があるかもしれません。その人は美容院のスタッフのひとりに導かれ、その美容院でのさまざまなスタイリングの手順(カラーリング。カットなど)の説明を受けます。 そのスタッフは普及部門の職員ということになるでしょう。

支払いは経理部門の出納係に対してなされます。

それからその客は、生産部門である第4部門の、スタイリングをする美容師に会います。

美容院のパブリック部門で働いているスタッフのひとりは、その客が帰る前に、友人たちにコンタクトして美容院のことを伝え、実際にその友人が美容院のサービスを受けに来たら、次の予約で割り引きが受けられることを伝えます。

このように、この客は美容院の組織図をステップごとに進んでいったわけです。 この組織図を直接使ってみれば、これがどのような規模の組織にも当てはまることが容易に見て取ることができます。

組織図に示されている各部門が果たす機能は、複数の「」へとさらに細かく分けられ、通常、それぞれには3つの課、合わせて21に分けられることになります。 各課には特定の生産物があり、それらがひとつに組み合わせられると、その部門全体の生産物となります。

例えば、コミュニケーション部門には、効果的で生産的、また倫理的な職員という最終生産物があります。 「倫理的」とは、ここでは、グループと関係者全員にとって正しく、最善である、という意味です。

この部門の最初の課は、ラウティング・人事課です。 ここは新しい職員を指定されたポストにラウトします。 それには、位置と仕事を与えられ、自分の仕事をするためのトレーニングを受けた有能な職員という生産物があります。 この課のいくつかの機能は以下の通りです。

  • 人事採用:
  • 既存の職員の最適な利用法を考え、組織の成長を促すように適切に組織図上に配置する。
  • 新旧の職員に自分のハットを学ばせ、自分の仕事ができるように見習いをさせる(熟練した人のもとで働かせる)。

第2課、コミュニケーション課は、組織のスタッフ間のコミュニケーションだけでなく、組織に入ってきて、そこから出ていくコミュニケーションすべてを処理します。 その生産物は、容易に受け入れられ、速やかに届けられたコミュニケーションです。 その課は次のことを行います。

  • 電話に答え、適切な人にその電話をつなぐ。
  • 入ってくる郵便物を受け取り、組織全体を通してスタッフに速やかにそれを配布する。
  • 組織が、その組織と取引きをしている、または取引きをするかもしれない人々にコミュニケーションを送るのを確かにしている。
  • 組織のコミュニケーション・システムが設置され、そのスタッフと役員が互いにコミュニケーションを送り、受け取ることができる。

視察報告課は、倫理的で生産的な職員という生産物を持つ第3番目の課です。 その課は次のことを行います。

  • 組織で行われているすべてのプロジェクトを視察して、それらの進行状況を役員に報告し、必要であれば、問題を修正するために行動が取られる。
  • 組織のスタティスティックスを集め、その動きを記録する。 「スタティスティックス」とは、組織によって毎週生み出された生産物の量を測定した数字です。 役員はそれを全体的に見て、生産と効率を改善するのに必要な措置を取ります。
  • 組織の中で高い水準の倫理的振舞いが保たれていることを確かにする。

コミュニケーション部門の組織図はこのように見えます。

各部門はこれと同じ形式に従い、ひとりの部長、3つの課それぞれにひとりの課長が就きます。 簡略化された7部門組織図は次のようになります。 これは、どの組織やグループでも利用できるように、部門の機能を説明しています。

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