赤ちゃん用の大麦調合乳
赤ちゃんの調子が悪い主な理由は、栄養不足(健康に保つために必要な食べ物の不足)です。 それを改善するために、調合乳のつくり方を紹介します。
- 大麦湯450cc
- ホモ牛乳300cc(消化を助けるために、脂肪の粒子を細かく砕き均質化した牛乳。)
- 遺伝子組み換えではないコーンからつくられたコーン・シロップ90cc
シロップの量は、赤ちゃんに合わせて加減してください。薄い方が好きな赤ちゃんもいれば、濃い方が好きな赤ちゃんもいます。
瓶の本数に従って、上記の調合量は何倍にしても構いませんが、それぞれの分量の割合は一定に保ちます。
大麦湯をつくるには、モスリン(薄くて丈夫で安価な綿の布で簡単に織り上げたもの)に大麦の全粒粉を半カップ入れ、大麦が膨らむように布をゆるく結びます。 約2リットルの水で、アルミニウム製ではない蓋付きの通気鍋でゆっくりと6時間半煮ます。 煮込む際には、鍋から水分を蒸発させます。ふたに噴き出し穴のある鍋ならば、蒸気はそこから出て行きます。または、ふたを少しずらして、ふたと鍋とのすき間から蒸気を逃しても構いません。 大麦湯は、非常に濃いピンク色に変わります。 上記のやり方によって、調合乳をつくるための大麦湯はちょうどいい濃さになります。
赤ちゃんに大麦そのものを食べさせることはせず、上記の配合で水、牛乳、コーン・シロップと混ぜ合わせたものだけを与えます。
「調合乳をもっと栄養価の高いものにするため」、ビタミンや乳脂を加えたりしてはいけません。 調合法は上記の通りです。
この調合乳を使って、より健康な赤ちゃんに育てましょう!
大麦調合乳のつくり方
- 半カップほどの大麦の全粒粉をモスリン布に包む。
- ふくらんでもいいように、布はゆるく結ぶ。
- 鍋に2リットルの水を入れる。
- 蒸気を逃がすことができるように、少し通気口のある鍋で6時間半ゆっくりと沸騰させる。
- 次の比率で液体を混合します。450ccの大麦湯、300ccのホモ牛90ccのコーン・シロップ。
- 調合乳は飲む時間になるまで低温保存する。
- 37度(体温)まで瓶を温める。
- 手に数滴垂らして、調合乳が熱すぎたりぬる過ぎたりしないようにする。 そして赤ちゃんに飲ませる。